特定非営利活動法人「日本スクールソーシャルワーク協会」SSWAJ(Sckool Social Work Association of Japan)
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ホーム > 目 次 > スクールソーシャルワーカー・人と仕事 > 中島 淳
「子どもにとっての最善」
JUN教育事務所代表 中島 淳
中島淳●スクールソーシャルワークに関わるきっかけ

 子どものためになることをしたいという思いでこれまで生きてきました。小中学生の頃に学校で「いじめ」問題にであったのが、すべての始まりでした。その後高校生の頃に「子どもの権利条約」を知り、子どもの人権ということを意識した活動に力を入れました。そして大学生の頃に、「いじめ」「不登校」「発達障害」などの相談を受けるようになりました。今の学校教育に違和感を覚えた子ども時代、その延長で今の自分があります。
 現在は個人事務所を立ち上げ地域で子どもに関わる相談に乗り、週3日は都内の私立中学校でSSWrとして活動しています。厳密にはスクールソーシャルワークに関わるようになったのは、SSW協会の存在を知ってからのことなのでつい最近のことです。けれど、それまでもずっと「子どもと関わること」が私にとってのライフワークでした。

●スクールソーシャルワーカーの日常

 昨年春協会の方々から声を掛けてもらい、都内の私立中学校でSSWrとして働き始めました。2008年度は非常勤の職員として、週3日朝から夕方まで勤務しています。SSWr2名の体制なので、私は主に学校の中にいて子どもたちと過ごし、子どもの相談に乗ったり保護者の面談をしたりしています。学校の中にいることが多いので、子どもたち一人ひとりの様子を見ることができています。

●活動でたいせつにしていること

 たいせつにしていることは細かいことではいろいろあります。でも、集約してみれば「子どもにとっての最善」ということだと思います。日常の中で子どものためと言いながらも、気づかずにおとなの都合になっていることがたくさんあるように思うので、その点は意識しすぎるくらいに意識するように気をつけています。
 あとは、個人的なことですが研鑽を積み続けることは大切だと思っています。子どもを支援するためには、自分自身がきちんとした体系的な知識を持っていなければいけないと感じます。

●活動していて感じること

 活動していて感じるのは、おとながもっと真剣に取り組んでいかなければいけないということです。スクールソーシャルワーク、児童福祉という子どもに関わる領域がまだまだ未成熟だと感じます。
また、日常的に孤立してしまいがちなので、SSWr同士での情報交換や連携が必要だと感じます。私は協会の研修のほかSSW勉強会(関東)、SSW東京ネットワーク等の活動に顔を出しました。毎回の参加は困難ですが、情報交換することで随分と勇気づけられました。今後も勉強会や事例研究などの活動が活発になることを望みます。

これからやってみたいこと

 現在のSSWrとしての活動は、私立学校ということもあり子どもたちの通ってくるエリアが広いので、「地域」より「学校」を意識した活動になりがちです。今後は「地域」という視点をもっと持ちながら動きたいと思っています。地域の資源をうまく活用しながら子どもたちの環境にアプローチしていきたいです。

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